キムリック
- キムリックの写真(画像)
- 【 猫名 】:キムリック
- 【英語表記】:Cymric
- 【原産国 】:イギリス
- 【サイズ 】:中型〜大型
- 【毛の長さ】:ミディアム〜ロング
- 【 体型 】:セミコビー
- 【 色 】:すべての色とパターンが許されています。(チョコレート、ラベンダー、ヒマラヤンのパターン又はこれらに白のコンビネーションは許されていません)
- 【 目 】:大きくて丸い。色は銅色、緑、ヘイゼル、ブルー又は左右色違い。コートの色やパターンによります。
- 【 耳 】:中型で付け根は広く先細りで先端は丸みを帯びています。
- 【 体重 】:オス=4.8〜5.9kg, メス=3.2〜5kg
【キムリックの歴史】
キムリックは、公式に認められたのは近年ですが、マンクスと同じくらいの約100年ほどの歴史があります。マン島やイギリス、スコットランド、北アイルランド、ウェールズ等の周りの小島で発展しました。マン島やこれらの島にはもともと土着の猫はおらず、17世紀〜18世紀に世界中の貿易船がマン島に立ちより猫を置いていったとされるのでどの国からきたのかは定かではありません。また尾のない猫は偶発突然変異で生まれましたがそれがマン島で起きたのか他の国で起きてマン島につれてこられたのかもわかりません。マンクスのロングヘアーバージョンで、マンクスは1920年代に認識されましたが、キムリックが紹介されたのは1960年代初めで、人気が出てきたのは1970年代中ごろ以降です。各国の猫の協会により、マンクスとキムリックは別々の種類と認識する協会と、キムリックはロングヘアー・マンクスと認識する協会があるようです。
【キムリックの特徴】
マンクスのロングヘアーバージョンなのでスタンダード(標準)は、コートの長さを除いてマンクスとほぼ同じです。キムリックの最大の特徴は尾がないところです。前肢より後肢の方が長く、ウサギがピョンピョン跳ねるように動きます。毛が特徴後足は前足より長く、肩から臀部までアーチを描き外観は丸みをおびています。丈夫な骨格で丸いヘッドは丸い外観を高めます。アンダーコートが密集しているのでモコモコした、ぬいぐるみのようなコートで豪華に見えます。コートは、柔らかくて、すべすべとして、お腹と首のひだえりのコートは体のコートより長いです。ほとんどのロングコートの猫がそうであるように 夏のコートは、冬のコートより短いです。
【キムリックの性格】
知的で、冷静で、遊び好きで、非常に慈愛深く、人の膝が好きです。素晴らしいジャンプ力を持ち、また水道から出ている水にじゃれたりかわいらしい一面も持っています。
【その他】
成熟するのが遅い種類で最大5年かかることがあります。普通猫は必ず足から着地しますがそれは尾で平衡感覚をとっています。キムリックは尾がないにもかかわらずしっかりと両足で着地します。それは素晴らしい平衡感覚と背骨にあるようです。
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